インドネシア工場
Indonesia
Flow.01
植 林
FUJIKAMAITA
私たちは、インドネシアで蒲鉾板に使用する木材の植林活動を行っています。
木材は自然界に自生する「天然木」と人工的に苗を植えて育てる「植林木」に大別されます。
天然木は、80年~数百年と自然界の中でとても長い年月をかけて成長するため、伐採を繰り返すと枯渇してしまいますので環境保全の観点から樹種によっては各国で伐採禁止の措置がとられるケースがあります。近年、地球温暖化が進む中では二酸化炭素を吸収する木材への重要性がより一層高まってきており、世界の森林環境への意識は大きくドラスティックに変わりつつあります。
私たちの使用する植林木メルクシパインは、環境に負荷を与えることのない世界的に見ても数少ない画期的でサスティナブルな木材です。その特徴は農薬を一切使用せずに植林が可能でその成長スピードは驚くほど早く、約8年~10年で収穫できることです。また、成木となるまでのCO₂の吸収もとても旺盛です。私達はインドネシア政府と協力し、収穫後に計画的に植林活動を行うことにより環境にダメージを与えることなく蒲鉾板を生産することが出来ています。
蒲鉾板を安定して供給し続けるために私たちは、単に木を収穫して終わりではなく、植える・育てる・収穫する・また植えるという循環サイクルをつくることで、将来にわたって環境に優しく、且つ安定した供給を実現し、持続可能でエコロジカルな仕組みを構築しています。
Flow.02
運 搬
FUJIKAMAITA
私たちはインドネシアの政府機関であるプルフタニ(森林を管理する営林省)と協力し、計画的に植林エリアや収穫エリアを細かく制定しています。具体的には森林破壊や環境破壊、土砂災害の防止を考慮しながら毎年、植える・育成・収穫の時期や場所などを政府と共に話し合い、環境保全を第一に策定しています。
そして合法認定された成木のみを収穫し、丸太を運搬しやすい長さにカットした後、工場まで運搬していきます。
Flow.03
樹皮剥ぎ
FUJIKAMAITA
収穫・運搬された丸太はまず、蒲鉾板に適した原料のみが選別され、その後デバーカーと呼ばれる機械にて樹皮を取り除きます。
皮を剥いた状態で木材の色や状態を確認するとともに、熟練したスタッフ数名で一本一本匂いまで確認します。
蒲鉾板は食品に直に触れる製品だからこそ見た目だけではなく、木材そのものの状態までを確認するとともに次の製材工程へ進める原料を注意深く選別しています。
Flow.04
製 材
FUJIKAMAITA
製材部にて丸太の状態や木目を見ながら、帯鋸を使用した日本製の大型の製材機にて先ずは丸太をスライス状の単板に加工します。
Flow.05
乾 燥
FUJIKAMAITA
製材を終えた単板をスチーム室に入れ、高温のボイラーの蒸気により煮沸乾燥をおこないます。ここでは木材に含まれる水分やヤニを長い時間をかけて徐々に抜いていきます。その後乾燥室(KD)にて時間をかけて含水率10%以下まで乾燥させます。
木材の乾燥は安定した蒲鉾板をつくるための最重要工程となります。乾燥に関しては現地にて30年以上に渡る長年の研究と経験、独自技術によって高い蒲鉾板品質を実現しています。
また、ボイラーの加熱燃料には化石燃料ではなく木材の端材を利用しており、製造過程においても環境に配慮した資源の無駄のない取り組みを行っています。
Flow.06
養 生
FUJIKAMAITA

乾燥後の木材を長期間寝かせることにより木材内部の水分量を均一に落ち着かせます。
急激な乾燥や養生を行うと、反りや割れが生じることがあるため木材の水分量を確認しながら適切な環境で養生します。
また、ブルーステインや赤みが強くでている板は、通常の養生板と分けて専用の置き場で管理します。木材の状態に合わせて保管・管理することでその後の加工や板の選別をスムーズに行えるようにしています。
Flow.07
カンナ
FUJIKAMAITA
乾燥を終えた板をカンナに通し、表面を整えながら各お客様のニーズに合わせた厚みに仕上げます。
日々の受注状況や必要な厚みをもとに緻密に製造工程を組み、日によって製造する厚みを変えながら生産しています。
決められた厚みを作り続けるのではなく必要とされる製品を必要なタイミングで届ける、こうした細やかな生産能力と調整力が安定した供給を支えています。
Flow.08
ギャングソー
FUJIKAMAITA
ギャングソーで幅を整えた板を最後はクロスカット工程で各規格へと切断します。
インドネシア工場ではクロスカット設備を8ライン(業界では最大数)体制で稼働しており、複数のクロスカットを同時稼働することにより一度に大量生産できる生産能力を有しています。受注量や納期、生産量が集中する時期にも対応できる柔軟な生産体制を構築しています。
Flow.09
クロスカット
FUJIKAMAITA
カンナ工程を終えた板をギャングソーに通し、蒲鉾板に合った幅で加工していきます。
受注状況やお客様の規格に合わせた製造工程を計画し、その都度加工する幅を調整しながら日々の生産計画を立てています。
厚みだけでなく幅に関しても細かで精度の高い加工を行うことにより、さまざまな仕様に対応したニーズに応えています。
Flow.10
選 別
FUJIKAMAITA
各販売先の希望に合わせたサイズにカットした蒲鉾板に、節・赤み・ブルーステイン・割れ・汚れなどがないか一枚一枚目視で表裏確認し、品質に問題があるものや規格にあわない板があれば取り除きます。この工程は特に重点的に3回行っており、トリプルチェック体制にて検品が行われています。
直接食品に触れるものだからこそ、安心安全を大切にしております。
Flow.11
梱 包
FUJIKAMAITA
選別を終えた蒲鉾板は、販売先ごとの出荷単位にまとめ、数量に間違いがないか確認をしてバンド機で縛ります。
一束にまとまった板に再度汚れがないかも確認し、エアーを吹きかけ表面の異物等を取り除いてから丁寧に梱包します。
一梱包の入数や包装方法に関しては、各お客様の要望に合ったクラフト紙やインナーナイロン、ダンボール等を用意し柔軟に対応しています。
サイズの違う板が混ざらないように、バンド色の変更やアイテム№、全ての製品に品質管理の為トレーサビリティ可能なロット№を表記するなど品質管理体制も徹底しています。
Flow.12
出 荷
FUJIKAMAITA
出荷する製品の種類、数量に間違いがないかを確認し、パッキングリストと照合し海上コンテナに丁寧に手作業で積み込みます。
コンテナはインドネシアのスマラン、タンジュンエマス港から約5000㎞の船旅を経て日本の港へ届きます。
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TEAMWORK
KAMAITA
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